2/26に横浜市にある捜真小学校の6年生を対象に、リモートワークショップを実施しました。
2021年12月に、神奈川県立産業技術総合研究所(KISTEC)のなるほど!体験出前教室でうかがって以来、久しぶりの同校でのワークショップとなりました。
前回はワークショップに使う機材(ノートPCを含む)や工作材料などを一式、マイ台車と一緒に、自家用車に積み込んで学校にうかがい、PICO Cricketを使ったワークショップを実施しましたが、今回は事前にワークショップ機材と部材をちょびっとボックスで送って、児童のiPadを使ってのリモートワークショップとなりました。
ワークショップ中の機材不具合への対応や、児童へのサポートなど、まだまだノウハウを蓄積すべきことが多々ありますが、学校で児童が普段使っている情報端末、GIGA端末が使えることで、最低限の機材部材を事前に送ることで、全国どこでもリモート授業(ワークショップ)をすることができそうです。
今まではコンピュータとプログラムで動くおもちゃづくりを実施する場合、PICO Cricketを使ってきましたが(かれこれ20年ほど)、今回はmicro:bitとちょびっとボードを使って実施しました。リモートの画面越しではありますが、子どもたちが今までと同じように、作品づくりをしている様子がうかがえました(もちろん、もう少し丁寧に子どもたちがつくる作品を比べながら今後検証していきます)。
今までのコンピュータとプログラムで動くおもちゃづくりワークショップに比べると、限られた材料での作品づくりとなりますが、各キットに用意した1個ずつのモーターを2人で2個使い、左右のモーターを2人の児童が別々にコントロールする車をつくるなど、限られた部材のなかでの児童の作品づくりの工夫も見られました。現地の先生方の負担を減らしつつ、子どもたちには自分がつくりたいと思える(Personally Meaningful)多様なものづくりができるよう、どんな材料を用意していくべきか、今後も検討していきたいと思います。
貴重な機会をいただき、当日もリモート授業の運営にサポートをいただた捜真小学校の先生方、思いっきり真剣に楽しみながら作品づくりをしていただいた児童の皆さん、本当にありがとうございました。