9/24に愛媛県総合教育センター 教育支援教室「こまどり教室」でリモートワークショップを実施しました。今回はプログラマブルバッテリーとブロック、工作材料を組み合わせて、コンピュータで動くおもちゃづくりに子供達に挑戦してもらいました。毎回、子供達の活動をリモート越しにじっと見ながら、色々なことを教えてもらいます。オレンジと黒のブロックで、ハロウィンのかぼちゃをつくっている参加者を見ながら、あらためて季節を感じることができました。12月になると、毎年クリスマスに関連する作品をつくってくれる子供達がいます。子供達にとって興味があるものと季節のつながりをワークショップのなかでも感じます。
ワークショップ の90分間を、集中して作品を作り続ける子供達の様子を見ていると、最近、自分自身は90分間集中して何かできているのか、と考えてしまいます。途中でメールをチェックしたり、他の仕事をしたり、いつの間にかウェブを見ていたりと、集中しているようで、他のことや先のことを考えている気がします。今この時間(イマココ)に意識を向ける、いわゆるマインドフルな過ごし方がまったくできていません。これはもしかすると、私だけでなく、多くの大人が、もしかすると多くの子供達もイマココに集中することが難しくなっているのかもしれません。
ワークショップで、じっくり考えたり、体を動かしながらものを組み立てたり、作品をつくることに集中してもらえることは、イマココの感覚を取り戻すための大事な時間のようにも思えてきます。イマココの感覚があるからこそ、活動のなかでの気づきや発見にも敏感になれるのかもしれません。
マインドフルネスとワークショップ、マインドフルになれる場としてのワークショップ、マインドフルな学びについて、今回のワークショップのなかで、私自身もマインドフルな時間を過ごしながら考えることができました。
と書きながら、実は途中で電子メール到着のお知らせを見て、来週の予定のことを考えてしまいました。修行が足りないですね🧘